会社を辞めること自体はそれほど難しい事ではないと思いますが、辞める時にけっこうゴタゴタしてしまって、次の仕事探しに支障をきたしたという経験を持っている人は意外と多いのではないでしょうか。転職先が決まっていて、今の会社を辞めるのになんの心配もないという場合でも、できればスムーズに会社を辞めたいものです。退職届を出す前に、会社をうまく辞めて、自分の人生を切り開いていきたいものですね。


円満退職のかげで

退職の意思を固めたら、退職日まで仕事を引き継いで円満退職。
何の問題もなく円満退職し、すぐに次の仕事を見つけて再就職。
転職を考えている人の理想的なパターンでしょうね。

円満退職するために、業務の引き継ぎがあると思います。
大手の企業であれば、スムーズにいくこの業務の引き継ぎも、中小企業ではなかなか前に進まない、なんてことも良くあります。

この理由の一つとして、新たな人材確保が難しい場合が多いからですね。
その結果どうなるか。
今いる人材に引き継ぐことが多くなります。

私の勤めている会社でもあったことなんですが、引き継がれる方は従来の業務にプラスして新たな業務を負担することになるわけです。
会社からは新たな人材が確保できるまで我慢してくれ、なんてその場しのぎの説明をされ、やむなく引き受ける、こんなケースですね。

もちろん、断ればいいわけですが、弱い立場にある社員にとって、断ることはできません。
泣く泣く業務量が増え、残業時間も比例して増えます。
中小企業では時間外手当がきっちりつかないところも多いですから、引き継がれた方は不満がたまってきます。

退職する方はと言えば、次の仕事に目が向いていますから、気分ルンルンなんて場合も多いですね。
必然として、業務を引き継ぐ社員から恨みをかうこともあります。

円満退職っていうのは、何も手続きだけのことではないと思います。
やはり残っている社員からも祝福されて退職することが望ましいと思いますので、業務を引き継がれる方の気持ちも理解し、負担が増えることに対するお詫びの言葉もかける必要があるのではないでしょうか。
会社は経費をとにかく切りつめたいと考えていると思いますから、業務を引き継がれたまま結局新たな人材の追加なし、なんてことにもなりかねません。

人の恨みをかい続けるような退職の仕方は、ぜひ避けたいものですね。